地域に新たな質の高い雇用を生み出し、「ひと」と「しごと」の好循環を創出していくには、
各地域を支える企業が、事業革新や新商品開発などの取組に積極的にチャレンジする
「攻めの経営」への転身を図っていくことが不可欠です。
本事業では、各道府県にプロフェッショナル人材戦略拠点を設置し、
地域の関係機関等と連携しながら、地域企業の「攻めの経営」への転身を後押しするとともに、
それを実践していくプロフェッショナル人材の活用について、
経営者の意欲を喚起し、民間人材ビジネス事業者等を通じてマッチングの実現をサポートします。
地域企業の経営者の右腕として、新たな商品・サービスの開発、その販売の開拓や、
個々のサービスの生産性向上などの取組を通じて、企業の成長戦略を具現化していく人材です。
静岡県プロフェッショナル人材戦略拠点が支援した人材マッチングの場合、補助金制度を利用することができます。
常勤雇用対比経費を少なくできる等のメリットがあります。
知見・経験豊富なプロ人材を採用できます。
まず、静岡県プロフェッショナル人材戦略拠点マネージャーをはじめとした拠点のスタッフは、
金融機関等と連携しつつ、地域企業の経営者と丁寧な対話を重ね、
新事業や新販路の開拓など、積極的な「攻めの経営」への転換を促していきます。
それを実践するプロフェッショナル人材のニーズを掘り起こし、
民間人材ビジネス事業者や拠点とパートナーシップを結ぶ大企業等に取り繋ぎます。
さらに、人材のマッチング後においても関係機関と協力し、
当該企業の経営課題の解決や、成長戦略の実現などに向けて、フォローアップを行います。
マネージャー
石渡 和美
県東部担当
サブマネージャー
後藤 弘知
県中部担当
サブマネージャー
望月 康史
県西部担当
サブマネージャー
山口 祐司
DX担当
サブマネージャー
宮本 博世
DX担当
サブマネージャー
斎藤 修
これまで静岡県プロフェッショナル人材戦略拠点では多くの企業様に活用いただき、
人材マッチングを果たしてきました。
その中で常用雇用の成約事例について紹介させていただきます。
福祉機器・医療機器・省力化機器の
開発・製造・販売
医療機器事業部にて開発・製造している「 内視鏡洗浄消毒器」 は外資系の医療機器メーカーに供給しております。
最も重要なテーマである品質課題に対し、鈴木氏は開発設計の部下等と共に暫定対策、恒久対策の最適解を見い出し、品質改善を実現しています。また、製造領域においてはカイゼンワークショップを実践し、生産性の向上を果たしました。現在、次なる新製品の開発に向けてプロダクトプランニングを開始しております。
年齢 | 58歳 |
家族構成 | 妻、息子、娘 |
出身地 | 静岡県 |
還流ルート | U ターン |
業務遂行手段 | 事務所での業務 |
主な経歴 | ソニーにて商品開発及び設計技術センター長 としてCAE 技術等の開発に従事してきました。 |
出身地であります浜松にてセカンドキャリアを検討している中、人材紹介会社の社長様よりご紹介頂き、当社の企業精神とビジネスモデルに興味を抱き入社を決意しました。現在は常務取締役として会社の経営に携わる一方、医療機器事業部の統括本部長として前職で体得した技術やマネジメント力を活かしながら業務に就いております。当社は仕事に真摯に取り組む社員が多いことが誇りでして、事業貢献を目指し、目標達成時には部下と共に達成感を共有したいと思います。
当社は、大企業・中堅企業から転職されてきた人々がメーカーとしての基礎を作った歴史があります。
一方、大企業から採用した人材での苦労話を聞いたこともあり、鈴木氏を迎えるにあたり、パーソナリティーに視点を置き会う機会を何度も持ちました。
本事業を通じて鈴木氏が入社したことは極めて価値のあることであり、現在、鈴木氏は社内での信頼関係を高めるだけでなく、お客様である外資系医療機器メーカーと良好な関係を築きながら業績向上に寄与しています。また、役員として人事システム及び生産管理システムにも参画し、ご自身の経験を生かしたアドバイスもされています。
これからも当社発展のために貢献してくれる人材と期待しています。
※他の道府県を含む全国の成約事例については、内閣府ポータルサイトにてご覧いただけます。